
〜 所報「Nanbu」第3号 〜
第36回京浜教区教化研究会議
2月17日(金)

本年は南部が年番となり、朗峰会館において開催。「自死」「高齢化」という、過去2回の京浜教研から続くテーマの一貫として、「ー貧困ーお寺はセーフティーネットになり得るか」をテーマとしました。
基調講演には、朝日新聞社より磯村健太郎氏をお招きし、貧困や自殺に寄り添う僧侶について、その活動をルポタージュ風にお話いただきました。
午後には、戸澤宗充師、中下大樹師(真宗大谷派)、吉水岳彦師(浄土宗)、平久江剛志師(浄土宗)の4名を講師にお迎えし、「女性の貧困と駆け込み寺」・「貧困と自死」・「ホームレス支援」と、「貧困」を軸に様々な切り口から問題提起を頂きました。
その後、4名の講師それぞれに分科会を担当して頂き(写真)、多様化する「貧困」の現状と、僧侶がどのように寄り添えるかを参加者一丸となって議論しました。