
〜 所報「Nanbu」第4号 〜
「福島だより 被災地の現実」
10月1日(月)

朗子会館にて。この「福島だより 被災地の現実」は、教化センター・社会活動部会の主催で行いました。
十月一日夕方、福島原発から3.1㎞に位置する福島県双葉町妙勝寺副住職 瀬戸隆寿上人のお話を伺いました。
震災直後から時系列を追って報告される事実は、ほとんど報道されていないことばかり。当事者がいかに取り残されているかを実感させられました。
福島原発事故で日本や世界が滅びなかったのは、神仏の警告の第一波と受け止めるべき。これから来るかもしれない第二波に飲み込まれないために、「仏の心」で必要以上のエネルギーを消費をしないで済むよう価値観を変えていくことが重要だろうと話し合いました。
国や宗門の支援の在り方についてもじっくり考えていく必要性を感じました。今後、福島に関して何らかの活動を展開していきたいと考えています。